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2014年5月 4日 (日)

音楽と数学(組みあわせ)

市販されている音楽と数学をうたった本やブログでは、周波数を基本にした音律の話が多いし、そこを追及すると簡単な数学では表現できないので、閑話休題的に一旦リズムの方に戻ります。

私は音大出身ではなく、一般大学のジャズ研出身なのでアドリブ歴だけはやたら長いし、譜面通りの演奏よりはコード進行に基づいた演奏の方が得意です。
さて、世の中よく「もうほとんどの音列パターンの曲は作られてしまった」という人もいるようです。
確かに音列なんて基本的にはペンタトニックに毛が生えた程度のパターンなので、すぐに同じようなメロディが産みだされてしまうのは仕方ないことです。とはいえそれに反して、12音階をランダムに演奏しても、あまり気持ちの良くないメロディになることの方が多そうです。
それはさておき、4拍子の1小節では、4分音符と4分休符だけのリズムパターンは何パターンあるでしょうか?
例えば4分音符を●、4分休符を×とすると、最初の1拍めのみ4分音符で残りは全部休みの場合は、↓のようになります。
●×××
では、このパターン数は?というと、わかった人もいると思いますが、24=16パターンあります。
しかし、1拍目が2分音符だったり、付点2分音符だったりすると、さらにパターンは増え、ざっと数えて34パターンあります。
つまり、たった1小節を4分音符以上の音符で構成しただけでも、34通りあるということは、一曲がたったの8小節(童謡でしかこんな小節はないと思います)だとしても、348≒1.8兆通りです。
しかも、これには小節同士をつなぐtieのパターンは外しているので、さらに多くなります。
同じ音でずっとやっただけでも、この数ですので、単純なペンタトニックのパターンでも気が遠くなる組みあわせになることはお分かりになると思います。
なのになんで同じような曲になってしまうのか?
それは、音楽的に耳に残るようにするために、最初に出たパターンを繰り返し利用したり、リズムパターンの変更はアレンジの一部とみなされるからです。
困りましたね
実際4分音符以上での曲だとすると、パターンは出尽くしていると思います。
しかし、12音律でなければどうでしょう?単純な拍子でなければどうでしょう?テクニックがないとできないようなぶっ速いフレーズならどうでしょう?音色自体を変えたらどうでしょう?
まだまだいろんな可能性がある…かも?

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