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2017年9月30日 (土)

音楽と数学 (確率) その4

さて前回は、アドリブ自体の数値化の話をしました。

今回はやっと重い腰をあげてアドリブの解析を始めようと思います。
題材にするのは、畏れ多くもジャズのアドリブの神様Charlie Parkerの、Confirmationを取り上げたいと思います。
なぜこの曲かというと、たまたま家にYAMAHA MUSIC MEDIAから発行された『チャーリーパーカのオムニブック』があったのと、実際このConfirmationのアルトサックスのソロは、耳に残るし、非常によくできたアドリブだと思います(って神様をほめてどうする)。そして著作権が切れているというのも大きなポイント。大手を振って解析できます。
曲はこちらを聴いてみて下さい。↓
という曲ですが、このうちのメロディが終わったところからアルトサックスソロ部分のみの64小節を、4小節ずつ分けて音符の数を解析したのが次の表です。

音符数

8分系音符数

16分系音符数

音域

1

30

22

6

F#1 - D3

2

31

24

6

F#1 - G2

3

43

0

42

G#1 - A2

4

33

24

9

E1 - A2

5

28

22

5

F#1 - D3

6

27

19

5

F1 - D3

7

21

19

0

A1 - D3

8

32

28

2

Eb1 - A2

9

25

21

2

A1 - G2

10

25

14

7

Eb1 - F#2

11

33

7

25

E1 - D3

12

26

14

10

E1 - C3

13

24

23

0

A1 - Eb3

14

38

25

12

E1 - D3

15

22

17

2

F#1 - A2

16

39

29

6

F#1 - A2

そしてこの表から、前回の音楽と数学 (確率) その3で示したAに関する数値を以下の法則にしたがって当てはめてみます。
1.音符数・・・各4小節の音符数の増減(±3以内は0とする)
2.音量・・・実際の音源からのVolume評価
3.音高・・・音域の平均値の上下
4.テンポ・・・8分系と16分系の比較(数の入れ替わった際は±1のいずれか)
5.方向・・・譜面において最小二乗法で傾きを判断(音符の玉の大体の位置を定規をあててみてcoldsweats01
6.和音・・・コード展開が激しいところが1、展開が少なくなるところが−1
B-1.音色、B-2.アクセントに関しては大変になりそうなので今回は諦めますcoldsweats01
これをまず表にすると次のようになります。

音符数

音量

音高

テンポ

方向

和音

1

-

-

-

-

1

-

2

0

0

-1

0

-1

0

3

1

0

0

1

0

0

4

-1

0

0

-1

0

-1

5

-1

1

1

0

1

0

6

0

0

0

0

0

1

7

-1

0

0

0

1

0

8

1

0

-1

0

0

0

9

-1

-1

0

0

1

0

10

0

0

0

0

0

0

11

1

0

1

1

1

0

12

-1

0

-1

-1

1

0

13

0

1

1

0

-1

-1

14

1

0

0

0

-1

0

15

-1

0

-1

0

0

1

16

1

-1

0

0

0

0

そしてこれらの数値を横に足し合わせたグラフにした結果が、次のグラフです。
 
Confirmation_2
さて、こんな結果が出ましたが、実際のアドリブの盛り上がりは、11番目よりも13番目の方のように聞こえます。
そう考えると、音数よりも音高の方が盛り上がりを感じさせる可能性があるので、音高に掛け合わせるスケールを1ではなく10ぐらいにすると次のようなグラフになります。
Confirmation_3
うーむまだまだな感じですね。
多分、音高に関してはもう少し細かい指標を考えた方がよさそうです。
あと今回は考慮していない、音色とアクセントですが、今回の解析から本当に関係あるのか怪しい感じです(笑)
他にも必要ないような数値もありそうだし、それよりも盛り上がりでの音の伸びを数値化する必要がありそうな気もします。
ただ、何となくアドリブの盛り上がりを数値化することで、アドリブがどうあるべきかが見える気がして来ましたwave

2017年9月 9日 (土)

CM

ご無沙汰してます。
突然ですが、9/1発売のPanasonicナノケアのCMでフルートを吹いてます。

思えばCMはたまに参加しています。
古くは「京都きもの友禅」のCMで参加したことが有ります。2004年なのでどんなのかも忘れましたけど。
あとは2013年に富士通ゼネラルのノクリアで、松下奈緒さんの曲で吹いています。
30秒バージョンでないとフルートが入ってこないのが残念ですが、Youtubeにあったのでリンクを貼っておきます。(最後の数秒あたり)

とまぁメディアに流れている曲はもっとありますが、CMはこれだけですね。
たまにどんなCDに参加しているのか聞かれるので、メジャーなところを書いておきますと、
  • 和田アキ子さんの「あの鐘を鳴らすのはあなた(Jazztronik Remix)」
  • M-flo「Orbit-3(Jazztronik Remix)」
  • SMAPの「僕の素晴らしい人生」(森大輔くん作曲)
  • 昔のJ-WaveのGood morning Tokyoの交通情報(Jazztronikの「Rita」)
  • だいぶ昔のNHKサタデースポーツ・サンデースポーツテーマ(Jazztronikの「Walk on」)
あたりに参加してます。詳しくは私のプロフィールを参照ください。

そんなわけで、フルートのレッスンを受けたいという方や、レコーディングをして欲しいという方がいましたら、JCF06267@nifty.comまでメールをいただければ対応いたします。

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