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2014年10月25日 (土)

道具(Tool)とは?

私も仕事上、楽器を使ったりパソコンを使っています。楽器の方はそんなに進化はしないものの、パソコン上のアプリケーションの進歩は著しいと思いませんか?

私がコンピュータを使い始めたのは、大学に入ってからで最初は巨大なコンピュータにつなぐ端末でした。
そして大学3年になって、機械系CADの研究室に入ってしまったので、さすがにパソコンなしでは、単位もとれないということで自腹で買いました。当時安くても15万円ぐらいでした。
思えば、サックス買ったり、フルートを買ったり、道具だけはいいものを買ったと思います。
もちろん毎月ネカシナ(金なし)生活をしつつ全部自腹で払いました。

さて今回の話は、それから数十年。パソコン上の道具の話です。
パソコン上の道具といえば、一般的にはソフトウェアですね。以降はソフトと書きます。

前述しましたが、最近のソフトは種類も豊富です。
パソコン上でいろんなことができます。

しかし、例えば某社の会議資料作成ソフト。簡単に資料を作ることができるのはいいですが、誰が作っても同じような資料。フリー素材の画像を使うと本当にどれも同じ感じで、何だか悲しい気持ちになります。
同じく音楽ソフトでは、最初にテンポを決めたり、最初は4拍子だったり、こちらも簡単に作れるのはいいのですが、少し凝ったことをしようとすると急に難しくなります。
自分勝手な音楽を作りたい場合には、トラックだけ作っといてデジタル録音すればできますが、そうなると各パートの音源は、かなりのプロを用意しないと作成できません。
逆に今の音楽ではそういうことはほとんどやっていないので、そのような凝った音源に出くわすことは少なくなってしまいます。

何かの新聞で読みましたが、アニメーションで有名な高畑勲さんも、なぜ手描きの絵にこだわるかというと、市販のアニメーションだと自分の思っていることが表現できない旨を述べていました。

つまりツールでモノを作るのではなくなって、ツールがモノを作る状態が主流になっているということです。
これでは面白いものはなかなか創れないのではないでしょうか?

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